旦那にイライラしなくなったのは、私が『期待』を辞めたから

長距離ドライバーの嫁

ども! 長距離ドライバーの夫を持つこちあです。と言っても、まだ1か月しか経っていないですが…

以前、「ワンオペ生活は意外と悪くない」って記事を書きましたけど、正直、夫が家にいた頃は、イライラのマグマが常に溜まっている状態でした。

こちあ
こちあ

どうして、私が言わないと動かないの?

こちあ
こちあ

家にいるなら洗濯物取り込んでてよ!

って、心の中で毎日叫んでいました。

でも、夫が長距離ドライバーになってから、不思議とイライラすることが激減したんです。最初は「物理的にいないから」だと思っていましたが、本当の理由は違いました。

今日は、私が「〜してほしい」という期待を手放すことで、どれだけ心が軽くなったか、その秘密をお話ししますね。


なぜ、夫にイライラしていたのか?

結論から言います。夫にイライラしていたのは、「私の期待通りに動いてくれるはず」という幻想を抱いていたからです。

前までの私はこう思っていました。

こちあ
こちあ

2人の子供なんだから、2人で頑張るのが当たり前!

こちあ
こちあ

私がこんなに頑張ってるんだから、ねぎらってくれるはず

でも、現実はどうでしょう?

夫は疲れて帰ってきて、ソファーでスマホを見てる。私が「お願い」するまで、何も察してくれませんでした。

その時、私は猛烈に腹が立ちました。

「こんなに頑張ったのに!」「ちょっとは察しろよ!」って。でも、これは夫が悪いわけじゃない。私が勝手に作り上げた「理想の夫像」と、現実の夫とのギャップに、一人で怒っていただけなんです。


期待が私たち夫婦にもたらしていた、3つの弊害

私が「期待」を抱き続けていたことで、夫婦関係にはこんな弊害が出ていました。

  1. 「言わなくてもわかるはず」という呪い 「私の苦労を分かってほしい」という期待が強いほど、「言わなくても察してくれるはず」という勝手な思い込みが生まれていました。結果、何も伝わらない夫にイライラし、夫は「何を怒っているのか分からない」と困惑する、という悪循環。
  2. 夫への感謝が薄れる 「〜してくれるはず」という期待がベースにあると、実際に夫が何かしてくれても、「当然だよね」と思ってしまい、感謝の気持ちが薄れていました。感謝がない夫婦関係は、ギスギスして当然ですよね。
  3. 自分が不幸だと感じてしまう 期待が裏切られるたびに、「私はこんなに大変なのに、夫は分かってくれない」と、自分を被害者のように感じていました。このネガティブな感情こそが、心の健康を蝕む最大の原因でした。

今日からイライラが減る!『期待』を手放すための具体的な方法

では、どうやってその「期待」を手放し、イライラをストップさせたのでしょうか?私が実践して効果があった方法を3つ紹介します。

「期待」を「依頼」に変換する 「(私をねぎらってくれるはず)→期待」を、「(疲れているから、帰宅したら洗濯物を取り込んでほしい)→依頼」に変えました。期待は裏切られますが、依頼は言葉に出すことで、夫は行動できます。

夫に「期待しない専用リスト」を作る 「これは夫に期待しても無駄」というリストを心の中で作成しました。例:「ソファーに座ったら動かない」「察することはできない」。リストができたら、「期待リスト」をゴミ箱にポイ!と捨てるイメージを持ちます。そうすると、実際にその行動を見ても、「あ、リスト通りだね」と冷静になれます。

自分を徹底的にねぎらう 夫からのねぎらいを期待するのを辞め、自分で自分を褒める習慣を作りました。「ワンオペでよく頑張った!最高!」と声に出して言い、「ご褒美時間」を優先的に作るようにしました。夫に頼る前に、自分で自分の心をしっかり満たしてあげるのです。


最後に、心から伝えたいこと

夫が長距離ドライバーになったことは、私にとって「夫を変えようとするのを辞め、自分に集中しなさい」というメッセージでした。

「期待しない」ということは、冷たいことでも諦めでもありません。それは、手の個性を受け入れ、自分の心の平和を最優先することです。

夫にイライラする時間やエネルギーを、自分の好きなことや休息に使い始めたら、夫婦仲も自然と円満になりました。だって、私が穏やかなら、夫も安心して帰ってこられるからです。

もし今、不在の旦那さんにモヤモヤしているなら、小さな期待から一つずつ手放してみませんか?あなたの心が軽くなることを願っています。