小6が泣いた日。アイスをめぐる、我が家の仁義なき戦い

子育て

ども! 片付けようとしたら逆に散らかってしまうこちあです。

みなさん、兄弟喧嘩って、どんなことでしますか?我が家の兄弟も、しょっちゅう些細なことで言い争いをしています。

僕の鉛筆使ったでしょ(怒)

いや、使ってないし、そこにあったのだし!

みたいな、もう日常茶飯事すぎて、もはやBGMです。でも、今日はちょっと違うんです。

なんと、わが家の長男、小学6年生が号泣するという、まさかの事態が発生しました。

原因は、まさかまさかの…。


なぜ、小6の息子は泣いてしまったのか

結論から言います。小6の息子が泣いた理由は、アイスを取り分けるため使ったスプーンを、小3の弟が舐めたからです。

文字にすると、ますますしょうもないですよね(笑)。

事の発端は、食後のデザート。 冷凍庫から、家族みんなで食べる用のファミリーパックのアイスを取り出しました。

うちには専用のスクーパーのような便利なものはありません。(だってそんなにあのアイス買う?こんなやつです⇓)

なので、大きいスプーン1本で交互に使用して大体同じ量を取り分けてました。その瞬間、悲劇は起きました。

なんと弟、自分の分のアイスをすくった後、そのスプーンを…ペロリ、と舐めてしまったのです。(笑)


スプーンを舐めた、その行為が引き金となった理由

この「スプーン舐め」という行為が、なぜ小6の息子を号泣させるほどの事態に発展したのか。それは、単に潔癖だったからではありません。

実は、日ごろから弟のずるがしこい行動に我慢が積み重なっていたからです。

たとえば、自分が組み立てたレゴを、弟が勝手にバラしてしまう。 楽しみにしていたお菓子を、こっそり食べられてしまう。 勉強している横で、弟がわざと大声を出してくる。

こういった、弟の悪気のない、けれど兄にとっては我慢の限界を超えるような行為が、日々繰り返されていました。

兄は、「お兄ちゃんだから」という気持ちから、その都度我慢していました。しかし、その我慢は、コップに注がれた水のように、少しずつ、でも確実に溜まっていったのです。


号泣する小6と、ずるがしこい小3

そして、アイスのスプーンを舐めるという、たった一つの行為が、そのコップから水を溢れさせる最後の「一滴」となりました。

兄の訴えに、弟はキョトンとした顔で一言。

だって、後は洗うだけだよ。もったいないよ。

悪気はゼロ。純粋な美味しさゆえの行動だったのです。

この言葉が、兄の心のダムを決壊させました。

うわーーーん!もう!ムカつく😡!同じ量ずつ取ったのに、これじゃ平等じゃないし、いつも弟がズルする😡

まさかの号泣でかなり怒っています。

小6にもなって、たかがスプーンで泣くなんて、と冷静に考えれば笑ってしまうような話です。

しかし、兄にとっては、これは「もう我慢できない」というSOSでした。弟のずるがしこい行動と、兄の繊細な心のぶつかり合いが、この日の涙を生んだのです。


この喧嘩が教えてくれた、兄弟の個性と向き合う大切さ

結局、明日は兄がスプーンを舐める事とし、弟は「また怒られた…」とシュンとし、事態はなんとか収束しました。

この、一見しょうもない喧嘩を通して、改めて気づかされたことがあります。

お互いに違う人間であり、それぞれに感情がある。その違いを理解し、向き合うことが何よりも大切だと痛感しました。

こちあ
こちあ

私は、「お兄ちゃんだから」「弟だから」と言わないようにしてきました。私自身は真ん中っ子なので、どちらの気持ちも理解できるし、兄弟として対等であってほしい気持ちが一番です!

しかし、これからも、こんなしょうもないことで喧嘩するんだろうな、なんて思いつつ、これもまた成長の証なのかな、なんて思う今日この頃です。

皆さんのご家庭でも、こんな「しょうもないけど、忘れられない喧嘩」のエピソード、ありますか?